みなさんは、腰痛とぎっくり腰の違いってご存じですか?
どちらも「腰が痛くなる」という点に違いはないように思います。しかし、実は全く異なるものなんです。
それぞれの違いや、適切な対処方法を知っておくことで、万が一発症してしまった際の役に立てていただければと思います。
腰痛とぎっくり腰の違い
腰痛とぎっくり腰。それぞれ発症する原因や痛みの出方、対処方法についてご説明します。
一般的な腰痛
一般的な腰痛は慢性腰痛症と言われるもので、腰にかかっている負担が徐々に痛みとなって現れます。
痛みも思わずうずくまるような激痛が走るというより常に鈍く痛んだり、特定の体勢をとると痛みが出たりといった症状が主です。
■対処方法
痛みを取り除くための治療としては温熱療法などの温めながらの治療が有効です。
ぎっくり腰
ぎっくり腰は急性腰痛症と呼ばれ、明確に痛くなったタイミングが存在します。
原因は歪みや疲れの積み重ねで何の兆候もなく突然腰に強い痛みが現れるのです。
■対処方法
ぎっくり腰は、まず炎症を抑えるために冷やすことが大切です。温めると痛みが増してしまうので注意しましょう。より詳しい対処方法について、詳しくご説明します。
ぎっくり腰のセルフ診断方法とは?
「ぎっくり腰かも?」と思った時、自分で診断する方法を動画でご紹介します。
ぎっくり腰になった時の対処法は?
1.病院に行く
ぎっくり腰は病名ではなく症状のことを言います。痛みを生じさせている原因が他にあるということ。
例えば「腰椎椎間関節捻挫」などが挙げられます。
実はぎっくり腰ではなかったり手術が必要な病気であったりします。 痛みを取り除くというより悪化させたり長引かせないための対処法です。
2.鍼灸院に行く
病院のようにレントゲンを利用して原因を特定することはできませんが、痛みのポイント(筋肉)を特定しアプローチをかけます。
痛みを発するほどの緊張状態にある筋肉に鍼を刺すことで緊張が緩みその周囲の血流が良くなります。結果としてその筋肉に溜まっている発痛物質を血液が流し痛みが軽減するのです。
ただ、痛みが軽減しても発症状態は継続しているのですぐに重い荷物を持ったりしないように…。 症状が長引いてしまいます。 継続して通い続ける事で、効果があがります。
3.自宅でケアをする
ぎっくり腰になった直後は立つのもやっと…。もしかしたら、それすらできないかも知れません。その時は自宅で患部を冷やすこと(アイシング)をするのもひとつです。
やり方は、氷のうを作り患部に当てるだけです。この時冷凍庫から出した氷を軽く水洗いしてください。霜がついた状態だと、凍傷やしもやけの原因になりやすいからです。
氷嚢を当てる時間は、最大20分を限度としてください。1時間から2時間経ったらまた患部を冷やします。
ぎっくり腰になってしまった!そんな時に絶対にNGな4つのこと
1.飲酒
お酒を飲む事で痛みを紛らわせようと考える人がいますが、炎症が酷くなるので絶対に NG ですよ
2.入浴
入浴・飲酒と同様に、炎症がひどくなるので控えましょう。
患部を温めなければ…と思うかも知れませんが、他を温めれば必然的に腰も温まるので要注意です。
3.夜更かし
睡眠は体の修復タイム。夜更かしをして睡眠時間が不足してしまうと治るものも治りません。自律神経も乱れがちになるので、しっかり睡眠をとりましょう。
4.無理に動く事
痛みがひどい時は安静が一番!どこまで動けるかを試すのはやめましょう。病院なども動けない中で、無理して当日に行く必要はないです。
セルフケアでぎっくり腰を改善しよう!
ぎっくり腰を改善するためのセルフケア方法について、動画で詳しくご紹介しています。
ぎっくり腰になってしまった方へ
大阪府交野市のけんたろう鍼灸整骨院では、ぎっくり腰改善の施術を行っています。
「痛くて動けない!」「今すぐ診て欲しい」という方は、お電話かLINEでお問い合わせください。
けんたろう鍼灸整骨院(大阪府交野市)
院長・小篠健太郎
・国家資格柔道整復師保持者
・国家資格鍼灸師保持者